第7回世界大学選手権について(お知らせ)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

第7回世界大学選手権について(お知らせ)

 標記のことについて,下記のとおり,選手団が午前7時半に出発をいたしましたので,お知らせいたします。なお,樋山 茂 監督・関根 裕典 コーチは現地での監督会議のため,昨晩のうちに出発いたしました。
 また,出発に際し,山根会長より,選手団の見送りと激励の言葉が送られました。


1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)


2 試合国名  チェンマイ(タイ)

3 日本選手団
派遣役員
役  職氏  名備  考
監 督樋山 茂 日本連盟総務委員長・JOCオリンピック強化コーチ・芦屋大学
コーチ小山田 裕二 JOC強化スタッフ・駒澤大学
コーチ竹田 益朗 NTCボクシング専任コーチ・東洋大学
コーチ関根 裕典 日本連盟強化委員・JOC強化スタッフ・日本大学
トレーナー寺中 靖幸 自衛隊体育学校・JOC強化スタッフ


出場選手
階級氏 名
所  属
F 級村田  昴日本大学
B 級山内 祐季芦屋大学
L 級秋山 佑東洋大学
LW級平仲 信芦屋大学
W 級原田 直東洋大学
M 級鬼倉 龍大駒澤大学
女子 F 級河野 沙捺近畿大学


4 備 考 http://wucboxing2016.cmu.ac.th/(外部ページ:世界大学選手権大会HPへ)





以 上

文責 佐藤征治

世界大学選手権について①(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

世界大学選手権について①(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合組合せ及び試合結果について,ご報告させていただきます。


1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)

2 試合開催  チェンマイ(タイ)

3 試合結果(3日)
階級氏名試合結果対戦相手
W級原田 直樹0-3BARABANOV Ievgenii(ウクライナ)

4 戦評(3日)

階級氏名試合結果対戦相手
W級原田 直樹0-3BARABANOV Ievgenii(ウクライナ)

 オーソドックス原田・東洋大学対サウスポーのウクライナの試合。
1Rラウンド開始は、上背に差のある原田選手のリードストレートが当たり、なかなかウクライナ選手が原田選手の懐に入れない状態が多く、原田選手ペースで進む。中盤よりウクライナ選手が強引にクリンチしてくると、原田選手は空いている手で相手の顔を押しのけぞらせる。
レフェリーから注意が入るが、同じ様なもつれ合いがおこる。
そのまま時間が過ぎ、後半は両者クリーンヒットが見られないままゴング。
このラウンドは前半のリードストレートのヒットがあり、原田選手のポイントと思われる。

2R開始とともに前へ出て積極的に攻めてくるウクライナに対して、1ラウンドと同じ様にリードストレートを当てながらワンツーストレートを打ち込む原田選手であるが、ウクライナ選手の前へ出ての圧に原田選手が後退しだす。
その時にもつれ合うシーンが多くなり、また原田選手が相手の顔に手を伸ばしてプッシュする。
セコンドも2回目の注意が入った時点で原田選手に、プッシュをしない様に激を飛ばすが、癖になっているのか相手が引っ付いてくると直ぐに、片手で相手の顔を突き押して反則をする。
レフリーも4回目の注意で警告を取り減点する。このラウンド最初は原田選手のペースであったが、中盤よりウクライナ選手の圧にプッシュやホールドをして疲れの見えはじめた原田選手の印象が悪く、ウクライナ選手のポイントか。

3R開始と共に両者接近戦になり、前へ出てくるウクライナ選手をいなせずもつれ合うシーンが多くなる。
原田選手もリードストレートからワンツーストレートを打つが、ウクライナ選手の顔面を捉えるまでにはいかず、相手の反撃を浴びてします。
このラウンドも原田選手にホールドやプッシュの注意が入る。明らかに疲れの見える原田選手であるが、両者正確なヒットも無くゴングを向かえる。
このラウンドはウクライナのポイント。
判定は原田選手の3対0のポイント負け。
30対25が1人、2者が29対27であった。
勝てる相手だけに原田選手にとっても、日本チームにとっても残念な試合であった。


5 試合組合せ
階級氏 名
対戦相手(国名)試合日
F 級村田  昴ONGJUNTA Tanes(タイ)4日
B 級山内 祐季WEI Mingdong(中国)4日
L 級秋山 佑太LAT or TPE5日
LW級平仲 信裕WONGSUWAN Somchay(タイ)5日
M 級鬼倉 龍大BAMBA Bengoro(フランス)4日
女子 F 級河野 沙捺TPE or BLR5日



6 備 考  試合中継(外部HPへ)


以 上

文責 佐藤征治

世界大学選手権について②(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

世界大学選手権について②(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合結果及び組合せ及び試合結果について,樋山 茂 監督,小山田 裕二 コーチ,関根 裕典 コーチよりいただきましので,ご報告させていただきます。また戦評をいただきましたので,併せてご紹介させていただきます。



1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)

2 試合開催  チェンマイ(タイ)

3 試合結果(4日)
階級氏名試合結果対戦相手
F級村田  昴0-3ONGJUNTA Tanes(タイ)
B級山内 祐季1R TKOWEI Mingdong(中国)
M級鬼倉 龍大0-3BAMBA Bengoro(フランス)

4 戦評(4日)

階級氏名試合結果対戦相手
F級村田  昴0-3ONGJUNTA Tanes(タイ)

1R
村田は開始から右ジャブを出し、攻撃を仕掛ける。しかし、硬さがあり、中々その後の攻撃に繋げる事が出来ない。相手は冷静に対処し、右ボディストレートをヒットし印象付ける。ラウンド後半には、何度か村田の左ストレートがヒットする。しかし、序盤の展開を挽回するまでには至らずラウンド終了。相手のラウンドか。
2R
村田は1Rを挽回しようと積極的に攻撃を仕掛ける。右ジャブから左ストレート、左ボディアッパーをヒットする。相手は疲れが見え、ホールド、ローヘッドを繰り返す。村田は更に攻撃を仕掛け相手をロープ、コーナーに追い込み左ストレートを何度もクリーンヒットする。これにより、相手の動きを止め、ラウンドを支配したまま終了。村田のラウンド。
3R
村田は2ラウンドの攻勢そのままに攻撃を仕掛ける。相手は疲れからか2ラウンド同様にホールド、ローヘッドを繰り返す。しかし、村田はこれを気にせず接近戦からの左ボディアッパー、左ストレートをヒットする。相手も左右フックを返してくる。村田攻勢の中、試合終了。村田のラウンドか。
村田勝利に思えたが、結果は28-29、27-30、28-29の0-3WP負けであった。
リオデジャネイロオリンピック予選にタイ代表で出場している経験豊富な相手に対し、村田は力を出しきり素晴らしい戦いをした。この経験を生かしレベルアップに繋げてもらいたい。
(小山田コーチ戦評)

階級氏名試合結果対戦相手
B級山内 祐季1R TKOWEI Mingdong(中国)

1R
山内は開始から鋭いリード、左右のストレート、返しのフックで積極的に攻勢に出る。相手はガードを固め後退し、ロープ際まで追い込んだところへ山内の強烈な左ボディアッパーがヒットし、ダウンを奪う。相手のダメージは明白で、山内が畳み掛ける。相手はクリンチで逃れるのが精一杯で、山内の左ストレートがヒットし、2回目のダウン。ラウンド終了間際に連打で3回目のダウンを奪い、山内のTKO勝ちとなった。
山内は、試合前緊張している様子であったが樋山監督の的確な助言とコミュニケーションで力を十分に発揮した。続く試合にも自信を持たせ、リングに上げたい。
(関根コーチ戦評)

階級氏名試合結果対戦相手
M級鬼倉 龍大0-3BAMBA Bengoro(フランス)

ミドル級準々決勝オーソドックス鬼倉選手(駒沢大学)対オーソドックスの長身フランスの試合は、1R開始は鬼倉選手が前へ出て、フランスがリードを出して距離を取りながらワンツーフックの返しを打ってくる。
最初に先手を取ったのがフランスで、鬼倉選手のリードに対していきなりの右ストレートがヒットし、その後の強引なまでの左右フックに防戦一方になりフランスペースで試合が展開する。
後半、鬼倉もフランスのリードに合わせた右ロングフックがヒットし、フランスが下がりだす。
その後も鬼倉選手が攻めると距離を取って逃げてばかりのフランスであったが、レフリーからのファイトの注意で、両者打ち合いになりそこでゴングゴング。
このラウンドは中盤までのフランスの積極性でフランスのポイント。

2Rも左右ストレートからの左フックを強引に振ってくるフランスに対して、鬼倉選手もひるまず前へ出て打ち合う。
鬼倉選手が打ってくる一瞬の隙きを見て、連打するフランスの攻撃で鬼倉選手が防戦一方になった時に、レフリーからスタンディングダウンのコールがありカウント。
ボックス後両者打ち合ったところでゴング。
このラウンドもフランスか!

3Rも鬼倉が前へ出て、長いリーチのフランスが、伸びのある左右ストレートから左右のロングフックを振り回してくる。同じ様な展開で試合が進むがフランスのインサイド気味のフックをガードはしているが貰うシーンがあり、少し見栄えの悪い展開になる。
鬼倉選手も最後まで前へ出て、打っていきましたがフランスの力強いパンチの印象が強く、0対3のポイント負け。27対29、27対30、26対30の負けでした。
(樋山監督戦評)

5 試合組合せ
階級氏 名
対戦相手(国名)試合日
B 級山内 祐季TBD(中国)6日
L 級秋山 佑太LAI Chu-En(台湾)5日
LW級平仲 信裕WONGSUWAN Somchay(タイ)5日
女子 F 級河野 沙捺BRUYEVICH Helina(ベラルーシ)5日


6 備 考  試合中継(外部HPへ)


以 上

文責 佐藤征治

世界大学選手権について③(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

世界大学選手権について③(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合結果及び組合せ及び試合結果について,樋山 茂 監督,小山田 裕二 コーチ,関根 裕典 コーチよりいただきましので,ご報告させていただきます。また戦評をいただきましたので,併せてご紹介させていただきます。


1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)

2 試合開催  チェンマイ(タイ)

3 試合結果(5日)
階級氏名試合結果対戦相手
L 級秋山 佑汰0-3LAI Chu-En(台湾)
LW級平仲 信裕0-3WONGSUWAN Somchay(タイ)
女子 F 級河野 沙捺2-0BRUYEVICH Helina(ベラルーシ)

4 戦評(5日)

階級氏名試合結果対戦相手
女子 F 級河野 沙捺2-0BRUYEVICH Helina(ベラルーシ)

 1R
オーソドックスの相手に対しサウスポーの河野は右ジャブ、左ストレートをヒットし幸先の良いスタートを切る。相手は強引に左右フックを放ってくるが、河野は冷静に対処し左ストレートをヒットする。その後中間距離からワンツーストレートもヒットしラウンドを支配する。河野のラウンド。
2R
河野は変わらず左ストレートをヒットしラウンドを支配する。相手は1R同様に左右フックを放ち強引に攻めてくる。また、疲れが見えはじめ、ローヘッドが目立つ。河野も少し疲れが見えるが、相手のラフな攻撃に臆する事なく左右ストレートをヒットし、相手をロープに詰め連打するなど主導権を渡さない。河野のラウンドか。
3R
相手がローヘッドで左右フックを強振しながら強引に距離を詰めてくる為、中々左ストレートがヒットしなくなる。また、お互いにプッシュ、ホールドが増えもつれる場面が増える。しかし、河野は常に先手を取り主導権を譲らず、浅いが要所で左右ストレートをヒットする。また、ロープに詰めて連打し攻勢を印象付ける。河野のラウンドか。
4R
最終ラウンドとなり相手は疲れが見えるも、変わらず強引に左右フックを放って距離を詰めてくる。河野も疲れが見えるが、動き、手を休める事なく試合を進める。河野は時折相手をロープに詰め連打を放つが中々クリーンヒットを奪えない。3R同様にもつれる場面が多い中、試合終了。
結果は39-37、38-38、39-37の2-0WP勝ち。準決勝に駒を進め、見事にメダルを確定させた。
河野は気持ちを全面に出し且つ冷静に試合を進め素晴らしい戦いをした。次戦で勝利し、また一つ上のメダル獲得を大いに期待したい。
(戦評 小山田)

階級氏名試合結果対戦相手
L級秋山 佑汰0-3LAI Chu-En(台湾)

 1R
サウスポーの相手に秋山はスピードのあるリードから上下にストレートを打ち分け、絶妙な距離で多彩に攻勢に出る。秋山のスピードを嫌がる相手は、時折ローヘッドと大振りの左右フックで回避する。秋山のスピードのある出入りとテンポの良い攻撃が冴え、ラウンドを支配する。秋山のラウンド。

2R
初回同様、秋山は鋭いリードから多彩な攻勢に出るが、秋山との距離を潰そうとローヘッドとクリンチで誤魔化してくる相手と揉み合いの場面が目立つ。ローヘッド直後の相手の大振りの左右フックがガードの上からではあるが受けてしまう。ローヘッドの相手への注意がなく、逆に上から押さえ付けていると注意され、流れを掴みきれない。相手のラウンドか。

3R
最終ラウンド、秋山は挽回しようと果敢に攻勢に出る。積極的に左右のストレート、返しのフックと追い打ちをかけ前に出るが、相手はローヘッドとクリンチワークで秋山の前進を止め、左右フックを放つ。再三のローヘッドにも注意はなく、2R同様逆に秋山が上から押さえつけていると注意されてしまう。しかし、揉み合いになっても秋山は果敢に手を出し続け、積極的に攻勢に出る。ラウンド終了間近、疲れが見える相手がさらにローヘッドをしたところで、相手の頭が秋山の額に当たり、カットしてしまう。秋山が怯むことなく、手を出し続けたところで試合終了。
結果は、三者28-29の0―3WP負けであった。

試合終了後、AIBA役員が樋山監督のもとへ駆け付け、「Good boxer」と称賛してくれるなど非常に悔やまれる試合内容であった。この経験を生かし、さらなるレベルアップを期待したい。

(戦評記録者:関根裕典)

階級氏名試合結果対戦相手
LW級平仲 信裕0-3BRUYEVICH Helina(ベラルーシ)

 ライトウェルター級オーソドックス平仲選手対オーソドックスのタイの試合は、
1R平仲選手が前へ出ると、身体を振りながら時折ではあるが左右のロングフックを打ち込んでくる。
平仲選手も状態を振りながら前へ出るが、なかなか相手を捕まえるまでには行かずこのラウンドはタイのポイントか。

2Rも同じ展開になるが、平仲選手のリードストレートが当たると直ぐにホールドしてくるので平仲選手もなかなか手が出ない。
レフリーも再三注意するが
平仲選手も、頭を下げてミニマム注意される。両者決定打のないまま、タイ選手の強引なまでの左右ロングフックをブロックして前へ出る平仲選手で有るが、なかなか捕まえきれずにゴング。このラウンドも僅かであるが印象でタイのポイントか。

3Rセコンドからの激もあり、平仲選手開始と共に攻めて行く。
左ストレートがヒットし詰めると、タイ選手も疲れが見え始めたのか上手く平仲選手の腕を抱えホールドもたれながらプッシュしてくる。。
セコンドからも振りほどいて、回して打つように指示が入るが膠着状態が続き、レフリーがブレイクさせる。
折角の接接近戦の状態に入ったのに惜しいシーンが続き、左ストレートが当たっても次が続かす右の空振りが目立つ。
このラウンドも、攻めているのは平仲選手であるが、上手くタイ選手に裁かれた印象があり僅かにタイのポイントか。
判定は、三者が27対30の
0対3で平仲選手のポイント負けであった。
平仲選手もこの敗戦をしっかりと見つめ直して、距離を取って動く選手への対応を今一度勉強し、次に繋げて欲しい。
(戦評 樋山)

5 試合組合せ
階級氏 名
対戦相手(国名)試合日
B 級山内 祐季ロシア6日
女子 F 級河野 沙捺IRL or FRA7日


6 備 考  試合中継(外部HPへ)


以 上

文責 佐藤征治

世界大学選手権について④(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

世界大学選手権について④(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合結果及び組合せ及び試合結果について,樋山 茂 監督,小山田 裕二 コーチ,関根 裕典 コーチよりいただきましので,ご報告させていただきます。また戦評をいただきましたので,併せてご紹介させていただきます。


1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)

2 試合開催  チェンマイ(タイ)

3 試合結果(6日)
階級氏名試合結果対戦相手
B級山内 祐季2-1PODOPRIGORA Roman(ロシア)

4 戦評(準決勝)

階級氏名試合結果対戦相手
B級山内 祐季2-1PODOPRIGORA Roman(ロシア)

1R
サウスポーの相手に山内は、積極的に上下に鋭いストレートを打ち分け攻勢に出る。相手もノーモーションの左ストレート、返しのフックで応戦する。時折、相手のクリンチの注意と山内の左ボディーストレートがクリーンヒットするなど山内が流れを掴む。山内のラウンド。

2R
初回の勢いそのままに山内は鋭い上下のストレート、返しのフックが冴え、相手もノーモーションの左ストレート、左右フックで応戦するが山内が手数でも圧倒する。距離を潰したい相手はクリンチや上から押さえ付けるなどで接近戦に持ち込もうとする。時折、相手のノーモーションの左ストレートを貰ってしまうが追撃は許さない。接近戦でも山内の左ショート、鋭い右ボディアッパー、サイドステップからのフックなどクリーンヒットが目立ち、有利に試合を進める。山内のラウンド。

3R
最終ラウンド、互いに疲れが見えはじめクリンチから揉み合いの場面が目立つが山内の接近戦でのコンビネーション連打、サイドステップからのフックが有効打となる。相手も力強い左右フック、ノーモーションの左をクリーンヒットさせるなど両者、白熱した打ち合いとなる。しかし、山内は最後まで足を動かし、内外、上下と攻め続けたところで試合終了。
結果は、30-27、30-27、28-29の2―1WP勝ちであった。

2者フルマークの中、中国ジャッチのみ相手方となった。しかし、山内の注意の少ないフェアなボクシングファイトは素晴らしいものである。続く決勝でもいかにジャッチに勝ちをアピール出来るかがポイントである。なんとしても、金メダルを獲得させたい。
(戦評記録者:関根裕典)

5 試合組合せ
階級氏 名
対戦相手(国名)試合日
B 級山内 祐季TONGDEE Yuttapong(タイ)7日
女子 F 級河野 沙捺LKHADIRI Wasslla(フランス)7日

6 備 考  試合中継(外部HPへ)


以 上

文責 佐藤征治

世界大学選手権について⑤(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

世界大学選手権について⑤(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合結果及び組合せ及び試合結果について,樋山 茂 監督,小山田 裕二 コーチ,関根 裕典 コーチよりいただきましので,ご報告させていただきます。また戦評をいただきましたので,併せてご紹介させていただきます。


1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)

2 試合開催  チェンマイ(タイ)

3 試合結果(7日)
階級氏名試合結果対戦相手
B級山内 祐季1-2TONGDEE Yuttapong(タイ)
女子F級河野 沙捺2-0LKHADIRI Wasslla(フランス)
  山内選手は銀メダルを獲得いたしました。

4 戦評(準決勝)

階級氏名試合結果対戦相手
B級山内 祐季1-2TONGDEE Yuttapong(タイ)

1R
身長が低く、頭ひとつ分小柄な相手は積極的に回転力のある左右フック、アッパーでプレスをかけてくる。山内は左ショートストレート、返しのフック、ボディーアッパーで応戦する。山内の鋭い左ストレートが決り、相手の動きが止まった場面もあった。要所々々で山内のパンチがクリーンヒットするが相手も怯むことなく前進してくる。会場の声援も手伝って、常に先手をとった相手のラウンドか。

2R
山内は流れを変えるべく、鋭いリードで距離を作り、左ストレート、ボディーアッパーを繰り出す。相手も初回同様、手数で圧倒してくるが山内も相打ちでフックを合わせたり、右のショートアッパーで相手の顎を跳ね上げる場面もあった。しかし、相手の前進が止まらず山内も足を止め受けてしまう。山内も果敢に打ち返しているが展開を挽回するまでには至らない。相手のラウンドか。

3R
最終ラウンド、セカンドからの檄を受け、気迫溢れる山内は積極的に前に出る。相手も回転力のあるフックからのコンビネーションで応戦するが、山内の出入り、サイドステップからの連打で流れを変える。山内に距離を作られた相手が大振りをしてきたところで、山内の鋭い左ストレートが決まる。完全に動きの止まった相手を攻め立てたところで試合終了。
結果は、27-30、30-27、27-30の2―1WP負けであった。

山内は、初めての国際大会で臆することなく、自分の力を発揮し、見事に銀メダルを獲得した。1戦1戦、勝ち上がるごとに成長し、自信を持ってリングに上がっていた。この経験を最大限生かし、今後のレベルアップを図ってもらいたい。
(戦評記録者:関根裕典)

階級氏名試合結果対戦相手
女子 F 級河野 沙捺2-0LKHADIRI Wasslla(フランス)

1R
河野よりも身長が低く小柄なオーソドックスの相手に、サウスポーの河野は右のリードと出入りの良いワンツーを繰り出す。相手の右ストレートを外し、左ストレートをクリーンヒットさせるなど河野のテンポの良い攻撃が目立ち、試合が進む。河野のラウンドか。
2R
流れを変えたい相手はガードを上げ頭を振り、果敢に距離を潰して接近戦でのフック、アッパーを放ってくる。しかし、前回の試合で揉み合いの後の課題を見出だしていた河野はバックステップからのワンツー、サイドステップで相手を回すなど透かさず攻撃に転じることができた。河野のラウンド。
3R
疲れの見える相手は、ローヘッドからの大振りのフックで強引に糸口を掴もうと前進してくる。河野もワンツーで前進を止めようとするが焦りも手伝って、身体から突っ込んでしまう。両者、プッシュと抱え込む注意を受けるが、再度自分の距離を掴んだ河野の外して左ストレート、ガードの高い相手への左ボディーアッパーがクリーンヒットするなど河野の攻勢が目立つ。河野のラウンド。
4R
樋山監督から「右のリードを多用し自分の距離を保つ」の指示を河野は最終ラウンド忠実に実践し、鋭いリードからワンツー、外して左ストレートを立て続けに決め、相手の疲れも重なり、最後まで自分の距離で攻め続けたところで試合終了。
結果は、40-36、39-37、38-38の2―0WP勝ちであった。

前回のベラルーシとの試合内容をしっかりと反省し、この試合できちんと改善できたことが大きい。決勝戦でもさらなる成長を見出だして、なんとしても金メダルを獲得させたい。
(戦評記録者:関根裕典)


5 試合組合せ(決勝
階級氏 名
対戦相手(国名)試合日
女子 F 級河野 沙捺RAKSATChuthamat (タイ)8日

6 備 考  試合中継(外部HPへ)


以 上

文責 佐藤征治

世界大学選手権について⑥(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

世界大学選手権について⑥(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合結果及び組合せ及び試合結果について,樋山 茂 監督,小山田 裕二 コーチ,関根 裕典 コーチよりいただきましので,ご報告させていただきます。また戦評をいただきましたので,併せてご紹介させていただきます。


1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)

2 試合開催  チェンマイ(タイ)

3 試合結果(8日)
階級氏名試合結果対戦相手
女子F級河野 沙捺1-2RAKSATChuthamat (タイ
  河野選手は銀メダルを獲得いたしました。

4 戦評(決勝)

階級氏名試合結果対戦相手
女子 F 級河野 沙捺2-0RAKSATChuthamat (タイ

1R
河野より、やや小さいオーソドックスの選手に対して河野はリードからワンツーを積極的に打ち込む。相手は河野の外して左ストレートを警戒してか、なかなか手を出して来ない。河野もこれまで、積極的に前進してくる選手との試合だったためか、上手くリズムに乗り切れない。しかし、開始から常に先手を取ったのは河野であり、手数でも勝った河野のラウンド。

2R
初回同様、ガードを固めなかなか手を出して来ない相手に対して、河野はロングから左右のストレート、上下に打ち分けるなど積極的に攻勢に出る。相手はクリンチワークからフック、アッパーで応戦してくるが河野の足も良く動いており、近い距離でも捕まることはない。ラウンド終了間際には、河野の外して左ストレートがクリーンヒットするなど、終始主導権を握ったまま試合が進む。河野のラウンド。

3R
相手は挽回しようとガードを上げ、ローヘッド気味に前進してくる。河野は相手の前進を止めようとワンツーを打つが焦りからか身体から突っ込んでしまう。揉み合いの場面が増え、近い距離で相手のショート連打を受けてしまうが、セカンドからの指示も飛び、バックステップからワンツー、サイドステップで切り返しの攻撃に繋げた。このラウンドもよく動いた河野のラウンド。

4R
最終ラウンド、セカンドからの檄を背に河野は果敢に前へ出る。相手は河野のストレートを交わしてはクリンチワークでプッシュ気味に前進してくる。しかし、距離ができると相手は自分から手を出してくることはなく、河野も得意の外して左ストレートになかなか繋げられない。揉み合いの中、両者パンチを繰り出して終了のゴング。だが、常にクリンチの注意を受けるのは相手方であった。

結果は、38-38◯、37-39、◯38-38の1―2WP負けの銀メダル獲得。

どのジャッチも初回は河野につける採点であった。その流れのまま、手数でも勝った河野が主導権を握り続け試合が終わったように見えた分、悔やまれる敗戦である。まさに金メダルに相当する銀メダル獲得である。この国際大会を通して、毎戦成長した河野の今後に期待したい。他の日本選手も、この国際大会で世界のボクシングを肌で感じ、食い入るように他試合を見て、刺激を受けていた。この経験を生かし、大いに活躍してもらいたい。
またこの計り知れない貴重な経験をもたらしていただいた山根明会長をはじめ、日本ボクシング連盟役員関係各位に選手に代わり、心より感謝申し上げたい。

(戦評記録者:関根裕典)
   

6 備 考  大会特設ページ(外部HPへ)


以 上

文責 佐藤征治







プロフィール

JBAF

Author:JBAF
日本ボクシング連盟公式ブログです。
各種お知らせ,ご連絡等を掲載しております。
日本連盟HP http://jabf-kizuna.com/

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