世界大学選手権について③(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

世界大学選手権について③(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合結果及び組合せ及び試合結果について,樋山 茂 監督,小山田 裕二 コーチ,関根 裕典 コーチよりいただきましので,ご報告させていただきます。また戦評をいただきましたので,併せてご紹介させていただきます。


1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)

2 試合開催  チェンマイ(タイ)

3 試合結果(5日)
階級氏名試合結果対戦相手
L 級秋山 佑汰0-3LAI Chu-En(台湾)
LW級平仲 信裕0-3WONGSUWAN Somchay(タイ)
女子 F 級河野 沙捺2-0BRUYEVICH Helina(ベラルーシ)

4 戦評(5日)

階級氏名試合結果対戦相手
女子 F 級河野 沙捺2-0BRUYEVICH Helina(ベラルーシ)

 1R
オーソドックスの相手に対しサウスポーの河野は右ジャブ、左ストレートをヒットし幸先の良いスタートを切る。相手は強引に左右フックを放ってくるが、河野は冷静に対処し左ストレートをヒットする。その後中間距離からワンツーストレートもヒットしラウンドを支配する。河野のラウンド。
2R
河野は変わらず左ストレートをヒットしラウンドを支配する。相手は1R同様に左右フックを放ち強引に攻めてくる。また、疲れが見えはじめ、ローヘッドが目立つ。河野も少し疲れが見えるが、相手のラフな攻撃に臆する事なく左右ストレートをヒットし、相手をロープに詰め連打するなど主導権を渡さない。河野のラウンドか。
3R
相手がローヘッドで左右フックを強振しながら強引に距離を詰めてくる為、中々左ストレートがヒットしなくなる。また、お互いにプッシュ、ホールドが増えもつれる場面が増える。しかし、河野は常に先手を取り主導権を譲らず、浅いが要所で左右ストレートをヒットする。また、ロープに詰めて連打し攻勢を印象付ける。河野のラウンドか。
4R
最終ラウンドとなり相手は疲れが見えるも、変わらず強引に左右フックを放って距離を詰めてくる。河野も疲れが見えるが、動き、手を休める事なく試合を進める。河野は時折相手をロープに詰め連打を放つが中々クリーンヒットを奪えない。3R同様にもつれる場面が多い中、試合終了。
結果は39-37、38-38、39-37の2-0WP勝ち。準決勝に駒を進め、見事にメダルを確定させた。
河野は気持ちを全面に出し且つ冷静に試合を進め素晴らしい戦いをした。次戦で勝利し、また一つ上のメダル獲得を大いに期待したい。
(戦評 小山田)

階級氏名試合結果対戦相手
L級秋山 佑汰0-3LAI Chu-En(台湾)

 1R
サウスポーの相手に秋山はスピードのあるリードから上下にストレートを打ち分け、絶妙な距離で多彩に攻勢に出る。秋山のスピードを嫌がる相手は、時折ローヘッドと大振りの左右フックで回避する。秋山のスピードのある出入りとテンポの良い攻撃が冴え、ラウンドを支配する。秋山のラウンド。

2R
初回同様、秋山は鋭いリードから多彩な攻勢に出るが、秋山との距離を潰そうとローヘッドとクリンチで誤魔化してくる相手と揉み合いの場面が目立つ。ローヘッド直後の相手の大振りの左右フックがガードの上からではあるが受けてしまう。ローヘッドの相手への注意がなく、逆に上から押さえ付けていると注意され、流れを掴みきれない。相手のラウンドか。

3R
最終ラウンド、秋山は挽回しようと果敢に攻勢に出る。積極的に左右のストレート、返しのフックと追い打ちをかけ前に出るが、相手はローヘッドとクリンチワークで秋山の前進を止め、左右フックを放つ。再三のローヘッドにも注意はなく、2R同様逆に秋山が上から押さえつけていると注意されてしまう。しかし、揉み合いになっても秋山は果敢に手を出し続け、積極的に攻勢に出る。ラウンド終了間近、疲れが見える相手がさらにローヘッドをしたところで、相手の頭が秋山の額に当たり、カットしてしまう。秋山が怯むことなく、手を出し続けたところで試合終了。
結果は、三者28-29の0―3WP負けであった。

試合終了後、AIBA役員が樋山監督のもとへ駆け付け、「Good boxer」と称賛してくれるなど非常に悔やまれる試合内容であった。この経験を生かし、さらなるレベルアップを期待したい。

(戦評記録者:関根裕典)

階級氏名試合結果対戦相手
LW級平仲 信裕0-3BRUYEVICH Helina(ベラルーシ)

 ライトウェルター級オーソドックス平仲選手対オーソドックスのタイの試合は、
1R平仲選手が前へ出ると、身体を振りながら時折ではあるが左右のロングフックを打ち込んでくる。
平仲選手も状態を振りながら前へ出るが、なかなか相手を捕まえるまでには行かずこのラウンドはタイのポイントか。

2Rも同じ展開になるが、平仲選手のリードストレートが当たると直ぐにホールドしてくるので平仲選手もなかなか手が出ない。
レフリーも再三注意するが
平仲選手も、頭を下げてミニマム注意される。両者決定打のないまま、タイ選手の強引なまでの左右ロングフックをブロックして前へ出る平仲選手で有るが、なかなか捕まえきれずにゴング。このラウンドも僅かであるが印象でタイのポイントか。

3Rセコンドからの激もあり、平仲選手開始と共に攻めて行く。
左ストレートがヒットし詰めると、タイ選手も疲れが見え始めたのか上手く平仲選手の腕を抱えホールドもたれながらプッシュしてくる。。
セコンドからも振りほどいて、回して打つように指示が入るが膠着状態が続き、レフリーがブレイクさせる。
折角の接接近戦の状態に入ったのに惜しいシーンが続き、左ストレートが当たっても次が続かす右の空振りが目立つ。
このラウンドも、攻めているのは平仲選手であるが、上手くタイ選手に裁かれた印象があり僅かにタイのポイントか。
判定は、三者が27対30の
0対3で平仲選手のポイント負けであった。
平仲選手もこの敗戦をしっかりと見つめ直して、距離を取って動く選手への対応を今一度勉強し、次に繋げて欲しい。
(戦評 樋山)

5 試合組合せ
階級氏 名
対戦相手(国名)試合日
B 級山内 祐季ロシア6日
女子 F 級河野 沙捺IRL or FRA7日


6 備 考  試合中継(外部HPへ)


以 上

文責 佐藤征治

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

JBAF

Author:JBAF
日本ボクシング連盟公式ブログです。
各種お知らせ,ご連絡等を掲載しております。
日本連盟HP http://jabf-kizuna.com/

最新記事
カテゴリ
リンク
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
検索フォーム
QRコード
QR