世界大学選手権について⑥(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

世界大学選手権について⑥(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合結果及び組合せ及び試合結果について,樋山 茂 監督,小山田 裕二 コーチ,関根 裕典 コーチよりいただきましので,ご報告させていただきます。また戦評をいただきましたので,併せてご紹介させていただきます。


1 派遣期間  平成28年 10月2日(日)~10日(月)
  試合期間  平成28年 10月3日(月)~8日(土)

2 試合開催  チェンマイ(タイ)

3 試合結果(8日)
階級氏名試合結果対戦相手
女子F級河野 沙捺1-2RAKSATChuthamat (タイ
  河野選手は銀メダルを獲得いたしました。

4 戦評(決勝)

階級氏名試合結果対戦相手
女子 F 級河野 沙捺2-0RAKSATChuthamat (タイ

1R
河野より、やや小さいオーソドックスの選手に対して河野はリードからワンツーを積極的に打ち込む。相手は河野の外して左ストレートを警戒してか、なかなか手を出して来ない。河野もこれまで、積極的に前進してくる選手との試合だったためか、上手くリズムに乗り切れない。しかし、開始から常に先手を取ったのは河野であり、手数でも勝った河野のラウンド。

2R
初回同様、ガードを固めなかなか手を出して来ない相手に対して、河野はロングから左右のストレート、上下に打ち分けるなど積極的に攻勢に出る。相手はクリンチワークからフック、アッパーで応戦してくるが河野の足も良く動いており、近い距離でも捕まることはない。ラウンド終了間際には、河野の外して左ストレートがクリーンヒットするなど、終始主導権を握ったまま試合が進む。河野のラウンド。

3R
相手は挽回しようとガードを上げ、ローヘッド気味に前進してくる。河野は相手の前進を止めようとワンツーを打つが焦りからか身体から突っ込んでしまう。揉み合いの場面が増え、近い距離で相手のショート連打を受けてしまうが、セカンドからの指示も飛び、バックステップからワンツー、サイドステップで切り返しの攻撃に繋げた。このラウンドもよく動いた河野のラウンド。

4R
最終ラウンド、セカンドからの檄を背に河野は果敢に前へ出る。相手は河野のストレートを交わしてはクリンチワークでプッシュ気味に前進してくる。しかし、距離ができると相手は自分から手を出してくることはなく、河野も得意の外して左ストレートになかなか繋げられない。揉み合いの中、両者パンチを繰り出して終了のゴング。だが、常にクリンチの注意を受けるのは相手方であった。

結果は、38-38◯、37-39、◯38-38の1―2WP負けの銀メダル獲得。

どのジャッチも初回は河野につける採点であった。その流れのまま、手数でも勝った河野が主導権を握り続け試合が終わったように見えた分、悔やまれる敗戦である。まさに金メダルに相当する銀メダル獲得である。この国際大会を通して、毎戦成長した河野の今後に期待したい。他の日本選手も、この国際大会で世界のボクシングを肌で感じ、食い入るように他試合を見て、刺激を受けていた。この経験を生かし、大いに活躍してもらいたい。
またこの計り知れない貴重な経験をもたらしていただいた山根明会長をはじめ、日本ボクシング連盟役員関係各位に選手に代わり、心より感謝申し上げたい。

(戦評記録者:関根裕典)
   

6 備 考  大会特設ページ(外部HPへ)


以 上

文責 佐藤征治







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