ASBCアジアジュニア選手権大会について③(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

ASBCアジアジュニア選手権大会について③(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,樋山監督,小山田コーチ,寺中トレーナーより試合結果及び試合組合せ,戦評をいただきましたので,ご報告いたします。


1 派遣期間  平成29年7月28日(金)~8月8日(火)
  試合期間  平成29年8月1日(火)~8月7日(月)

2 試合国名  プエルト・プリンセサ(フィリピン)

3 試合結果(3日)
階級氏 名試合結果対戦相手(国名)試合動画
48kg級矢野 利哉WP
5-0
BAYARSAIKHAN ALTANTULGA(モンゴル)
63kg級染谷 將敬WP
0-4
JONGJOHO WEERAPON(タイ)
66kg級田中 空RSC
3R
HUNG SHENG-PO(台湾)
70kg級仲野 玲RSC
1R
MAJRASHI MOHSEN JUBUA(サウジアラビア)


4 試合戦評(3日) 戦評:寺中氏
階級氏名試合結果対戦相手試合動画
48kg級矢野 利哉WP
5-0
BAYARSAIKHAN ALTANTULGA(モンゴル)

1R
サウスポースタイル矢野の相手はオーソドックススタイル、モンゴルの選手。
序盤、冷静な矢野は相手の攻撃に素早く対応しキレのある左ストレートを打ち込む。ペースを捕まれてると感じた相手も積極的にジャブ、ワンツーを繰り出してくる。しかし、相手の動きを見切った矢野が的確な左ストレートを放つ。矢野が支配しラウンド終了。
2R
相手はすかさず攻撃を仕掛けてくる。しかし矢野は相手のパンチをかわし、開始20秒左ストレートでスタンディングダウンを奪う。
相手の出方を完全に見切った矢野は絶妙のタイミングで左ストレートを打ち込む。ジャブで距離を計り交わして直ぐに打ち込む左ストレートは見本のようであった。矢野のラウンド。
3R
相手は挽回を図ろうと果敢に攻撃を仕掛けてくる。しかし、軽快なウィービング、ステップにより、パンチをかわし左を打ち込む。全くスキを見せない矢野、終始試合を支配し、ゴング。
非常に冷静で軽快な動きを見せた矢野。相手の果敢な攻撃に対処し打ち込む左ストレートは見事であった。この勝利で銅メダル以上が確定。今後のさらなる可能性を感じる内容であった。
採点は30対27 4人、30対26、結果5-0WPの勝利を収めた。


階級氏名試合結果対戦相手試合動画
63kg級染谷 將敬WP
0-4
JONGJOHO WEERAPON(タイ)

1R
サウスポースタイルの染谷の相手は高身長オーソドックススタイル、タイの選手。
序盤から積極的に攻める染谷、しかし相手のリーチが長く、なかなか距離をつめれない。懐の深い相手に攻め込むが絡み合う展開。互角のラウンド。
2R
相手はリーチが長く懐が深い。中に入ろうとするが絡み合いクリンチが目立つ。終盤、相手のパンチをかわし染谷の左ストレートがクリーンヒット。しかし、相手のリーチを生かしたパンチに対応出来ない。厳しいラウンド。
3R
染谷のパンチが徐々に相手を捉える。しかし相手は無理やり距離を詰める、クリンチの展開が続く。ここで相手にホールディングの減点。一進一退の攻防だがどうジャッジが見るか。そのままゴング。
タイの選手は非常に腕が長く、フィジカルの強さも感じた。染谷は持ち前のスピードで対抗するが、上手く距離を掴めない。難しい相手で染谷の本来のボクシングが出来ない内容となった。27対30 2人、28対29 2人、28対28、結果0-4WPの敗退となった。


階級氏名試合結果対戦相手試合動画
66kg級田中 空RSC
3R
HUNG SHENG-PO(台湾)

1R
オーソドックス田中は長身オーソドックススタイルのタイペイ選手に対し積極的に前に出て序盤から主導権を握る。相手は田中の突進に対しジャブからワンツーと攻撃するが、田中の圧力が勝る。遠い距離からの左フックが相手を捉え、すかさず左右のフック、右ストレートを打ち込む。完全に支配した田中のラウンド。
2R
開始早々連打、右ストレート右フックがクリーンヒットする。相手は距離をとろうと必死だが田中はそれを許さない。中盤、田中の強烈な右フックでスタンディングダウンを奪う。
一方的な展開。このラウンドも田中。
3R
破壊力、圧力ともに抜群の田中だか、時折相手のジャブ、近い距離からの反撃をもらってしまう場面も見られる。しかし、田中はボディもおりまぜ多彩な攻めで一気に圧力をかけ、中盤ダウンを奪う。強烈な左フックと右フックが炸裂、RSCとなった。
圧倒的な強さを見せてくれた田中は破壊力、圧力ともに高いパフォーマンスを示してくれた。しかし、被弾する局面もあり、今後の課題と言える。国際大会で力を見せた田中、今後の活躍に期待する。


階級氏名試合結果対戦相手試合動画
70kg級仲野 玲RSC
1R
MAJRASHI MOHSEN JUBUA(サウジアラビア)

1R
開始早々、サウスポースタイル仲野の強烈な連打が相手を襲う。
オーソドックススタイルのサウジアラビアの選手は仲野の連打になす術なし。
左右の連打が炸裂。開始20秒で1度目のスタンディングダウンを奪う。相手はたまらず後方へ下がってしまう。手を抜かない仲野は引き続き連打を相手に打ち込む。2回目のスタンディングダウン。
左ストレートからの右フックがことごとく相手にヒット、1分1秒でRSCとなった。

開始前には心配になるほどの緊張を感じさせた仲野であったが、リングに上がってからは、全くその様子は伺えなかった。国際大会で見事な勝利だった。今後の強豪国との対戦を楽しみにしたい。なお仲野はこの勝利で銅メダル以上が確定した。


5 試合組合せ

階級氏 名対戦相手(国名)試合日
48kg級矢野 利哉MALIK SIDHARTHA(インド)8/6
50kg級大杉 兼心SUKTHET SARAWUT(タイ)8/4
54kg級由良 謙神AMAN(インド)8/4
57kg級山村 剣晋YULDASHEV JAVLONBE(ウズベキスタン)8/4
60kg級堤 麗斗RUSTAMBEK UULU NURADIN(キルギス)8/4
66kg級田中 空SALIMGEREEV SALIMZHAN(カザフスタン)8/4
70kg級仲野 玲ZHAKPEKOV YERASSYL(カザフスタン)8/6


以 上

文責 佐藤征治(事 務 局 長)
内海祥子(副事務局長)
及川雄太(事務局担当)

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日本ボクシング連盟公式ブログです。
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