ASBCアジア女子選手権大会について⑤(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

ASBCアジア女子選手権大会について⑤(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,樋山監督及び須佐コーチより試合結果及び試合組み合せをご連絡いただきましたので,併せてご連絡いたします。


1 派遣期間  平成29年10月31日(月)~11月9日(木) 
  試合期間  平成29年11月 2日(木)~11月8日(水)

2 試合国名  ホーチミン(ベトナム) (時差:日本が+2時間)

3 試合結果(準決勝)
階級氏名試合結果対戦相手(国名)
LF級小村つばさWP
0-5
HMANGE Chungnejiang Mery K(インド)

4 試合戦評(準決勝)
階級氏名試合結果対戦相手(国名)
LF級小村つばさWP
0-5
HMANGE Chungnejiang Mery K(インド)
世界選手権4連覇・リオ五輪銅メダル・サウスポー
1R
ラウンド開始からお互いが遠い間合いから駆け引きをし見合う展開に。相手選手は時より前に出てワンツーを繰り出しバランスを崩しながらも小村選手は被打する場面が出てくる。小村選手も前の手が相手選手の顔面に当たるも、後ろの手(クオリティーブロー)につなげられない展開に。ラスト1分前後、相手選手は足を使うも小村選手のフェイントに対応できない場面もありチャンス到来も、あと一歩前に出れず相手選手のラウンド。

2R
1R開始当初と同様にお互いが見合う展開から始まる。時より遠い間合いから小村選手及び相手の選手のパンチがそれぞれヒットするも小村選手は前でしっかりとしたパンチが少なく相手選手のパンチよりもポイントとしての印象が薄い。ハーフタイム辺りからはお互いが五分五分の展開になったものの、相手選手は前でしっかりとしたパンチを打っているため印象が強い。ラスト30秒前後、相手の選手は疲労が見えジリ下がりをしはじめ小村選手のチャンスであったがチャンスを生かしきれずゴング。相手選手のラウンド

3R
小村選手は開始当初から前に出てパンチを繰り出す。前の手はヒットするも後ろの手のパンチを繰り出すことができずジャブで終わってしまう。駆け引きをしていく中で小村選手は相手選手に対してフェイントでパンチを出させ相手選手は再び疲労が目立つようになる。
相手選手はガードを下げて足を使いながら省エネボクシングに。小村選手にチャンスが再び到来もなかなか後ろの手のパンチ(クオリティーブロー)を獲得出来ない展開に。ハーフタイム前後から相手選手の足も止まり小村選手の後ろパンチが徐々にヒットしていく。しかしながら、相手選手はバランスを崩しながらもパンチを繰り出し近距離に。近距離から離れ際にポイントを明確に取り、ポイントを量産していく。
相手選手のラウンドか。

総括
相手選手はインドの英雄でありオリンピックのメダリストに対して小村選手は気負うことなく落ち着いてボクシング出来たのはかなりの収穫ではないかと考えます。
また駆け引きをしていても小村選手は相手選手に引けをとることなく互角に戦うことができ、ここまでできるのは日本の女子選手でもかなり限られてくるのではないかと思いました。
今後の小村選手の課題としましては、
まずは内面的なことでの勝つ執念、チャンスを生かす貪欲さ。
技術面ではフックで回した後の早いワンツー、遠い間合いからの上下の打ち分け等を全日本までに練習させていきたいと思います。

全般を通じて、インド、ベトナム、北朝鮮辺りはかなり強豪が多いです。その中でボクシングスタイルとしてはガードを高く上げずパンチを出すことよりも、まずは貰わないことに徹していて男子選手の様な上手さがある選手が増加してきたと考えます。やはり女子の大会も徐々に多くなってきていて試合数が増え、経験を多くしている選手が多くなってきたからでしょうか。日本の女子も負けないように今後も団結と絆でレベルアップに貢献していければと思います。

判定
27-30が四人
28-29が一人

戦評 須佐


以 上

文責 佐藤征治(事 務 局 長)
内海祥子(副事務局長)
及川雄太(事務局担当)

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日本ボクシング連盟公式ブログです。
各種お知らせ,ご連絡等を掲載しております。
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