アジアユース選手権大会について④(報告)

各  位

社団法人日本アマチュアボクシング連盟
会 長   山 根  明

アジアユース選手権大会について④(報告)

 標記のことにつきまして,下記のとおり,樋山 茂監督 ,川島弘行コーチより,試合結果及び組み合せをご連絡いただきましたので,ご報告させていただきます。


 1 試合期間 : 平成25年3月10日(日)~3月17日(日)

 2 開 催 国 :フィリピン ・ スービックベイ 

 3 試合結果 (第三日目)
階級日本選手試合結果対戦相手
LF級田 中 恒 成620-93×Jong Hyok Ham
(北朝鮮)
73
73
F 級小 林 将 也418-114×YAZMYRAT GURBANNOV
(トルクメニスタン)
74
73
B 級藤 田 健 児515-82×ERZHAN TURGUMBEKOV
(キルギス)
53
53
LW級沖 島  輝823-125×HUSSEIN JABBAR
(イラク)
53
104
M 級森 祐太郎×618-3911ZANG ZHONGLOU
中 国
412
412

LF級 田中選手,F 級 小林選手,B 級 藤田選手,LW級 沖島輝選手の銅メダル以上の獲得が決定いたしました。

 3 試合組み合せ
階級日本選手対戦相手試合日
LF田 中 恒 成 インド3月15日(金)
小 林 将 也フィリピン3月15日(金)
藤 田 健 児イラク3月15日(金)
LW沖 島  輝モンゴル3月15日(金)


3月13日 14時~
《6試合 藤田 ERZHAN TURGUMBEKOV KGZ オーソドックス ポイント勝ち 15対8 》
※銅メダル以上確定
1R ガードを堅めてくる相手に対して藤田は重心を低くして対応する。積極的に攻撃し、上下の打ち分けをして優勢に進める。特にサイドのボディがまともに入り、動きを止めるシーンがあった。中盤以降ミドルレンジからのワンツーがヒットして相手の上体があがっていた。終始優勢にポイントを重ねた。 5対2

2R 開始早々プレッシャーをかけて前進する相手にリードを的確に当て相手を寄せ付けない。焦って大振りになる相手に対して冷静にカウンターを打ち藤田のペースで試合が運ばれた。終盤には右のロングフックも当たり始め、相手は思うようにボクシングができなくなった。5対3
3R なんとか巻き返しをはかろうとする相手は開始から勢いよく攻めてきたが足をうまく使い、スペースをうまく使った藤田にはクリーンヒットを当てることができなかった。中盤には藤田の強烈なボディがヒットし、相手の動きを完璧に止めた。その後もスピードのあるワンツーでダウンを奪った。それ以降、相手は反撃が出来なかった。 5対3

一回戦もいい動きをしたが、それ以上の動きで、身体も軽そうであった。藤田のテクニックは全体を見てもかなり高い。


《13試合 森 ZANG ZHONGLOU CHN オーソドックス ポイント負け 18対39 》
1R 相手は重心を低くしてプレッシャーをかけてくるのに対して森が左ストレートからの右フックを使う。徐々に距離が近まり接近戦になった。お互い引かないで激しいパンチの交換のなか、相手の右ストレートがヒットしてダウンを奪われた。特にダメージはなく、その後も接近戦を繰り広げる。森は左ストレート、相手は左フックと互いにヒットさせたが思いのほか相手のポイントが入り差が開いてしまった。 6対11

2R 森がポイントを取り替えずために積極的に攻め入ったが、ポイント差がある相手は打ち合いを避け、森の攻撃に合わせるような動きをした。それでもブロックをしながら相手に攻め続けた。徐々に慌て始める相手は、インサイドの反則を取られ、減点される。このチャンスに一層攻め込んだが、相手のコンパクトなパンチがヒットし、ポイントの差が開いた。 4対12

3R お互いに疲れが 見え始めたが、最後まで諦めず、前進をし、パンチを繰り出した。しかし相手は多彩なコンビネーションを使い、スピードがなくなった森のうち終わりに攻撃をヒットさせた。中盤に森のサイドからの左カウンターが何度かヒットしたが、終わってみれば大差のポイントがついてしまった。 4対12

体格も良くパンチ、スピード、技術で森を数段上回る選手に対して最後まで引かないで気迫で打ってでた森の試合は負けてしまったが日本チームには力になり午後の試合に良い刺激になった。


19時~
《2試合 田中 JONG HYOK HAM PRK サンスポー ポイント勝ち 20対9 》
※銅メダル以上確定
1R 両者リードを使って自分ペースに持ち込もうと探り合う。長身のサンスポーの相手に対して最初に仕掛けたのが田中でノーモーションの右ストレートを打ち込む。ガードを堅めて前に出る田中に長身から放つリードストレートで距離を取ろうとする相手。田中のプレスに押されて後ろに下がるシーンが目立つ。 6対3

2R ガードを堅めてプレスをかける田中に中々ペースが掴めない相手は左ストレートのコンビネーションを放つが田中はしっかりとブロックし主導権を取らせない。焦って出てくる相手に田中の右ストレートからのボディが当たると相手の手が止まり田中のペースで展開された。 7対3

3R 焦って出てくると思われたが、リードを出して距離を取ろうとする相手にガードを堅めてプレスをかけて攻める田中。このラウンドもノーモーションの右ストレートが再三決まり常に田中のペースで展開される。後半になり焦って出てくる相手であるが常に田中のフックや右ストレートのカウンターがヒットする。 7対3

どんな選手であっても徐々に自分のペースに持ち込む力がある。次戦はインドの選手との再戦になるのでリベンジしてもらいたい。

《3試合 小林 YAZMYRAT GURBANOV TKM オーソドックス ポイント勝ち 18対11 》
※銅メダル以上確定
1R ガードを堅めている相手に対して小林がワンツーで上下に揺さぶり、入ってきたところに右フックをあわせていく展開で始まる。相手も小林のうち終わりに攻撃をしてくるが、こばやしの出入りが早く、パンチをもらわない。中盤から相手のプレッシャーが強くなりじわりと下がり始めるとコーナに追い込まれ連打でされる。小林も左のカウンターで対抗し互角の戦いに持ち込んだ。 4対4

2R お互い積極的に攻撃し合うが小林のフックが再三ヒットしてペースをつくる。その後も小林は前に出ながらプレスをかけ、コーナに追い込み連打。上下の打ち込みから左ボディにアッパーを決める。相手も打ち返してくるが小林のプレッシャーの方が強く、小林の方がポイントを重ねて行く。 7対4

3R お互い見あってガードを堅めている。中盤から距離を詰めてくる相手に、小林が左ストレートから右フックをまでつなげて優勢にすすめる。さらにコーナにに追い込み、上下のコンビネーションを使いながら連打をする。相手のスタミナが切れ動きが止まってからも小林は連打をやめずヒットを重ねた。 7対3

バランスの取れたいい選手であったが、小林が独自のリズムで戦い相手に主導権を譲らなかった。


《9試合 沖島輝 HUSSEIN JABBAR IRQ サンスポー ポイント勝ち 23対12 》
※銅メダル以上確定
1R 沖島がガードを堅めるのに対して長身の相手はリードを使い距離をとる。共にスピードがありお互いにワンツーを中心に攻めるが、沖島はブロック、相手は足でかわし、中々クリーンヒットがないまま中盤を迎える。中盤には相手が左のストレートからスピードのある攻撃をしてきて受け身になっていたが徐々にプレッシャーを与え、沖島のフックが当たるようになってきた。一進一退のラウンドであったが沖島のリードで終わった。 8対5

2R 開始から沖島が重心を低くしてプレッシャーかけていくが、相手もスピードのあるコンビネーションで対抗する。接近戦になると回転の早い沖島が有利になり、手数で優った。そのまま沖島のペースで試合が展開されたが、終盤に不用意な1発をもらってしまう。一瞬危ないシーンであったが、沖島が上手く立て直し反撃をうけないで終らせた。 5対3

3R 点差が開いたのでイランも勝負をかけてきた。焦っているのが目に見えてわ、あり、大振りにになった。沖島はそれを迎え打つ形でカウンターを打ち込み相手にペースを与えない。相手はダメージとスタミナが切れ、反撃をする力がな、なくなり、最後まで沖島の主導権はかわらなかった。 10対4

1Rはほぼ互角の戦いであったが、ラウンドを重ねるごとに自分の力を発揮した。バランスがよく、スピードがあるので重量級でも堂々と戦えている。

報告者 監 督 樋山  茂
      コーチ 川島 弘行

以  上

文責 梅下 新介

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