アジアユース選手権大会について⑤(報告)

各  位

社団法人日本アマチュアボクシング連盟
会 長   山 根  明

アジアユース選手権大会について⑤(報告)

 標記のことにつきまして,下記のとおり,樋山 茂監督 ,川島弘行コーチより,試合結果及び組み合せをご連絡いただきましたので,ご報告させていただきます。


 1 試合期間 : 平成25年3月10日(日)~3月17日(日)

 2 開 催 国 :フィリピン ・ スービックベイ 

 3 試合結果 (第四日目・準決勝)
階級日本選手試合結果対戦相手
LF級田 中 恒 成17-10×LALITHA POLIPALLI
(インド)
F 級小 林 将 也×8-16IAN CLARK BAUTISTA 
(フィリピン)
B 級藤 田 健 児15-8×KARRAR SAHM 
(イラク)
LW級沖 島  輝×14-17BATZORIG OTGONJORGAL
(モンゴル)

F 級 小林選手,LW級 沖島輝選手が銅メダルを獲得いたしました。


 3 試合組み合せ (決 勝)
階級日本選手対戦相手試合日
LF田 中 恒 成 フィリピン3月16日(土)
藤 田 健 児カザフスタン3月16日(土)



15日 準決勝 14時~
《3試合 藤田 KARRAR SAHM IRQ サンスポー ポイント勝ち 15対8 》
1R しっかりとしたガードをしている相手に藤田も重心を低くして対応する。早いジャブをつきながらボディへストレート、アッパーなどを打ち込みヒットさせる。中盤からはロングからの攻撃を入れ、ワンツーをクリーンヒットさせる。主導権を握った藤田は常に足を動かし、相手に的を絞らせない。相手のうち終わりにもヒットさせ優位な試合運びをする。 5対2

2R 点差を見て、開始早々相手はプレッシャーを強くかけてくるが藤田はりーどとカウンターで冷静に対応し、相手を寄せ付けない。動きを一層早くしロングからの右フックをカウンターで当て、それが再三ヒットになり相手にボクシングをさせない。リズムも良く危なげなくラウンドを進めた。 5対3

3R 最終ラウンドにかけてくる相手に藤田はリングを広く使いペースを譲らない。相手のパンチはほとんど空を切り、藤田のカウンターを打ち込まれる。中盤に藤田の強力なボディが見事に決まり、相手の動きが止まった。その後も、数発ボディをヒットさせ、終盤にはスピードのあるワンツーでダウンを奪う。相手には反撃する力もなくそのまま藤田優先のまま試合が終了する。 5対3

試合を重ねるごとに藤田の動きは良くなってきている。カウンターの切れやスピードはこの大会でも群を抜いている。失点もあまりなくベストな状態で決勝に臨める。


《 1試合 田中 LALITHA POLIPALLI AIBA【IND】 サンスポー ポイント勝ち 17対10 》
1R お互いジャブをつきながら牽制する。その中で田中が徐々にプレッシャーをかけ上下のワンツーを中心として相手をゆさぶる。中盤から積極的に攻撃をしかけフック、ボディアッパーなどヒットさせる。相手も反撃をするがしっかりとガードを堅め、ポイントを与えない。中盤からは田中のペースで展開される。 6対2

2R 開始から相手が攻撃を仕掛けてくるが田中が上手く足を使いさばく。うち終わりのフックうを的確にヒットさせる。相手もコンビネーションからのボディでヒットさせるが手数の差で田中が優勢に試合を展開させる。 6対4

3R ポイントの差が開いたせいか田中の動きにも余裕がでて動きがよくなる。相手は焦って振り回してくるがしっかりとブロックする。終盤に相手のストレートをもらったが最後まで主導権を握って戦った。

世界ユースの時に惜敗した相手だったので勝ちたい気持ちが強くでていた。最後まで集中しており、完勝した。


《2試合 小林 IAN CLSRK BAUTISTA PHI ポイント負け 8対16 》
1R 相手がガードを堅めているのに対し最初からテンポ良く攻撃を仕掛けて上下にスピードのあるパンチを打ち込んだ。相手のガードは堅く中々ヒットさせてもらえない。逆に小林のうち終わりに前のガードが下がったところをフックをヒットさせられる。その後も同じような展開が続き、ポイントに差がついてしまった。 3対7

2R ポイントを挽回させようと開始から上下のコンビネーションを積極的に打って反撃をした。中盤までは1Rの流れが続いたが、それ以降は徐々に小林のパンチがヒットし始めた。上から下のフックのダブルが当たり、プレッシャーをかけて相手を下がらせた。後半は小林がペースを握った。 3対4

3R 最終ラウンド、ゴングと同時に攻撃に入った小林は一気にパンチを押し込んだ。相手は足を使い逃げようとするが小林はコーナーへと追い込み連打をする。ボディへ数発ヒットさせる。小林は終始攻撃を仕掛けたが、相手のテクニックが一枚うわてだった。 2対5

小林は格上の選手に対して一歩も引かないで、最後まで諦めず戦った。ポイントは開いてしまったが、追い込むシーンも何度かあり、堂々とした試合であった。


《5試合 沖島輝 BATZORIG OTGONJORGAL MGL オーソドックス ポイント負け 14対17 》
1R お互いにガードを堅めながら牽制する。その中で沖島のリードが相手にヒット。その後も沖島が上手く距離をとり、上から下へのコンビネーションを使い攻撃をする。相手はうち終わりにフックを合わせてきてヒットさせる。中盤からはお互い少しずつテンポが早くなったがどちらにも甲乙つけ難い静かな立ち上がりであった。 4対5
2R ラウンド開始から沖島がテンポ良く攻撃を仕掛けて行く。相手も反撃をしてきて1Rとは違い接近戦での打ち合いになった。序盤から中盤にかけて沖島のスピードと手数で優れていたが、終盤は相手が盛り返した。しかし、試合の主導権は沖島が握り、1Rと逆のポイントになった。 5対4

3R 同点になり勢いのあった沖島はポイントをとりにいく。しかし、相手はガードを堅めてブロックさせる。中盤沖島が疲れてきたところを、相手が積極的に攻撃を仕掛けてヒットさせていく。中盤までは全くの互角であったが、ラスト30秒くらいから相手の攻撃が早くなり、沖島も反撃するが、うち終わりにもらってしまうシーンがありポイントに差がついてしまった。 4対7

負けはしたが本当に僅差の試合であり、どちらが勝ってもおかしくない、次につながる試合だった。

報告者 監 督 樋山  茂
      コーチ 川島 弘行

以  上

文責 梅下 新介

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