ASBCアジア選手権大会 派遣について⑥(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

ASBCアジア選手権大会 派遣について⑥(報告)

 標記のことにつきまして,下記のとおり,樋山 総監督 ,小山田 コーチより,試合結果,報告及び試合組み合せをご連絡いただきましたので,ご報告いたします。


1 派遣期間 : 平成25年6月28日(金)~7月10日(水)
  試合期間 : 平成25年7月 1日(月)~7月 8日(月)
   
2 試合開催 : ヨルダン・アンマン

3 試合結果 
階 級氏  名試合結果対戦相手
LF級柏 崎 刀 翔293-028×MUNGUN-ERDENE Gandulam(モンゴル)
3027
2928
B 級藤 田 健 児303-027×SULTONOV Rafik UZB(ウズベキスタン)
3027
3027
L 級成 松 大 介×280-329ARDEE Saylom THA(タイ)
2829
2829
LW 級井 上 浩 樹×280-329SAKENOV Ermek(キルギスタン)
2730
2829

4 試合組合せ(準決勝) 
階 級氏  名対戦相手試合日(日本時間)
LF級柏 崎 刀 翔ZHUSSUPOV Temertas(カザフスタン)7月7日20時頃
B 級藤 田 健 児ALKASBEH Obada JOR(ヨルダン)7月7日20時頃
 ※日本との時差は6時間となります。(日本が6時間進んでいます。)

5 試合報告
LF 級 柏崎刀翔 対 MUNGUN-ERDENE Gandulam MGL(モンゴル)
1R、柏崎は開始早々から積極的に攻撃する。ワンツーストレート、左右フックをヒットし優位に進める。しかし、攻撃後にガードが下がったところにMUNGUN-ERDENEの左右ストレートを被弾し、一進一退のラウンドとなる。
2R、柏崎はプレスを強め手数を出しコンビネーションブローで攻め立てる。MUNGUN-ERDENEも下がりながら手を出し応戦するが、スタミナが切れてきたのか、柏崎の攻撃にロープを背負う場面が多くなる。柏崎は攻撃の手を休めず、柏崎優勢のラウンドとなった。
3R、柏崎は左右ストレートの連打で攻撃。MUNGUN-ERDENEは疲れが見え、接近戦での揉み合いが多くなる。柏崎はアグレッシブに左右フック、左右ボディアッパーをヒットし、優位にラウンドを進め、試合終了となった。29-28,30-27,29-28,3-0のポイント勝ちであった。
柏崎は手を休めず、常に攻撃の姿勢を崩さず試合を進め、素晴らしい戦いであった。この勝利により3位以上が確定し、初の国際大会で初のメダルが確定した。

B 級 藤田健児 対 SULTONOV Rafik UZB(ウズベキスタン)
1R、藤田はフェイント、ステップワークでSULTONOVの攻撃を空転させ、左ボディアッパー、右フック、右ボディストレートをヒットし、優位にラウンドを進めた。藤田優勢のラウンドであった。
2R、1R同様にフェイント、ステップワークでSULTONOVを翻弄する。左ボディアッパー、接近戦での左右フック、左右ボディアッパーをヒットし、完全に主導権を握りラウンドを進める。SULTONOVも必死に反撃してくるが、藤田はパンチの被弾を許さず、更に追撃し完全にラウンドを支配し終了。
3R、藤田は変わらずフェイント、ステップワークを駆使し試合をコントロールする。ワンツーストレート、左ボディアッパー、左右フックをヒットし、ポイントを重ねる。SULTONOVは変わらず左右フックを強振し攻撃してくるが藤田はパンチを被弾することなく、試合終了となった。3ジャッジ、全ラウンド10-9、30-27、3-0のポイント勝ちであった。
藤田は常に主導権を握り試合を進めた。藤田の能力を十分に発揮した素晴らしい戦いであった。この勝利により3位以上が確定。メダルが確定した。

L 級 成松大介 対 ARDEE Saylom THA(タイ)
1R、成松はガードを固めプレスをかけるが、ARDEEも下がりながらも右ストレートをヒットし応戦する。成松は左ボディアッパー、左右フックをヒットするが、一進一退の攻防が続く。ARDEEは執拗にホールド、プッシングを繰り返す。
2R、成松は同じくガードを固め、プレスをかけ攻撃を繰り返す。ARDEEも下がりながらも右ストレートを放ち応戦する。成松は接近戦で左右ボディアッパー、左右フックをヒットするが、ARDEEは同じく執拗にホールド、プッシングを繰り返す。しかし、レフリーは注意を与えず、逆に成松にホールドの注意を与えた。
3R、一進一退の攻防が続くなか、同様に成松はガードを固めアグレッシブに攻めて出る。ARDEEも下がりながらも右ストレートをヒットするが、ARDEEは執拗にホールド、プッシングを繰り返す。成松がプッシングにより、倒れる場面が何度もあったが、相変わらずレフリーは注意を与えない。しかし、成松は気持ちを切らすことなく、最後までアグレッシブに攻め続け、試合終了となった。成松は善戦したが、28-29(9-10,9-10,10-9)、28-29(10-9,9-10,9-10)、28-29(9-10,9-10,10-9)0-3のポイント負けであった。
明らかにARDEEのホールド、プッシングがあり、成松もアピールしたが、一回も注意を与えなかった。
今大会、揉み合いになる場面が多いが、相手のプレスに対し引くことなく、アグレッシブに攻めるか、同じようにクリンチワークを駆使し、やり過ごすことも大事な戦略の一つであると思われる。

LW 級 井上浩樹 対 SAKENOV Ermek KGZ(キルギスタン)
1R、井上はガードを固めプレスをかける。SAKENOVは長身から左右ストレートを放つが、井上の強打を警戒してか、それほど攻撃してこない。井上もSAKENOVも手数が少なく、クリーンヒットが少ないままラウンドが終了した。
2R、井上は同様にガードを固めプレスをかけるが、攻撃に転ずることが出来ない。SAKENOVは1Rよりも積極的に攻撃してきた。井上はSAKENOVの攻撃を受ける場面が多くなる。お互い、ほとんどクリーンヒットがないままラウンドが終了した。
3R、井上はガードを固めプレスをかけるが、相変わらずSAKENOVの攻撃を受ける場面が多く、手が出ずポイントを奪うことができない。SAKENOVは井上のガードの上からでもパンチを放ち勝利への執念を見せ、攻撃をした後、すぐに井上に体を預け、井上のパンチを被弾しないよう動いていた。井上はラウンド終盤1R、2Rよりもアグレッシブに攻めてでるが、中々パンチをヒットすることが出来ずに試合終了となった。28-29,27-30,28-29,0-3のポイント負けであった。
井上は手が出ず、消極的になってしまった。SAKENOVより井上のポテンシャルが上回っていただけに、悔やまれる敗戦となった。

報告者 総監督 樋山    茂
コーチ 小山田 裕二 

以  上

文責 梅下 新介

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