ASBCアジア選手権大会 派遣について⑦(報告)
各 位
標記のことにつきまして,下記のとおり,樋山 総監督 ,小山田 コーチより,試合結果,報告及び試合組み合せをご連絡いただきましたので,ご報告いたします。
1 派遣期間 : 平成25年6月28日(金)~7月10日(水)
試合期間 : 平成25年7月 1日(月)~7月 8日(月)
2 試合開催 : ヨルダン・アンマン
3 試合結果 (準決勝)
柏崎選手,藤田選手は銅メダルを獲得いたしました。
4 試合報告
LF 級 柏崎刀翔 対 Z HUSSUPOV Temertas KAZ(カザフスタン)
1R、柏崎は左ジャブ、左右ストレートで積極 的に攻撃する。ZHUSSUPOVは柏崎の攻撃に 対し下がりながらも右ストレートカウンター をヒットする。柏崎は攻撃後にZHUSSUPOV のパンチを被弾する場面があり厳しいラウン ドとなる。 2R、柏崎はプレスをかけ左右ストレートで積 極的に攻撃する。揉み合いの中で手数を出し 攻撃したいが、中々パンチを放つ事が出来な い。柏崎は揉み合いからの離れ際に右スト レートをヒットするが、ZHUSSUPOVも下が りながらも右ストレートカウンター、左フッ クを多用し応戦する。一進一退のラウンドと なる。 3R、柏崎は積極的に攻撃するが、入り際に ZHUSSUPOVの右ストレートカウンターを、 下がりながらの右ストレートカウンター、左 フックを被弾する。揉み合いの中で、パンチ を放つ事が出来ずに優勢度をアピールするこ とが出来ずに、試合終了となった。3ジャッ ジ、全ラウンド9-10、27-30、0-3のポイント 負けであった。 柏崎はプレスをかけ積極的に攻撃するもはっ きりとしたパンチをヒットすることが出来ず にアピール不足であった。また、攻撃後にパ ンチを被弾する場面があり厳しい戦いであっ た。 しかし、今大会が初の国際大会であり銅メダ ルを獲得した事は称賛に値する。今大会の経 験を生かし、今後の更なる活躍を期待した い。
B 級 藤田健児 対 ALKASBEH Obada JOR(ヨルダン)
1R、藤田は開始早々左ボディアッパー、左ス トレートカウンターをヒットし優位にラウン ドを進める。ALKASBEHはプレスをかけて前 に出てくる。藤田はALKASBEHの執拗なプッ シングに苦しむが明確なヒットは与えない。 藤田のラウンドか。 2R、ALKASBEHがガードを固めプレスをかけ てくる。これに藤田は体力を消耗したのか手 が出なくなる。その後、揉み合いになる場面 が多くなり、ALKASBEHは執拗にプッシン グ、ヘッドの反則を繰り返すが、レフリーは 注意を与えない。これで藤田はリズムを崩 し、厳しいラウンドとなった。 3R、藤田は接近戦で手が出ない。ALKASBEH は執拗にプッシング、ヘッドの反則を繰り返 す。相変わらずレフリーは注意を与えない。 藤田も必死に反撃を試みるが、ロープを背負 う場面が多くなり、パンチをヒットすること が出来ずに、試合終了となった。 ポイントは、9-10,9-10,9-10の27-30、10-9,9-10,9-10の28-29、9-10,9-10,9-10の27-30、0-3のポイント負けであった。この敗戦 により藤田の銅メダルが確定した。 ALKASBEHは執拗にプッシングを繰り返すだ けで、明確なヒットがなかったが勝利した。 藤田のポテンシャルは高いが、ALKASBEHの 執拗なプッシング、ヘッドに対し、集中力を 欠き力を充分に発揮できなかったことは否め ない。 どのような相手、場面にあっても最大限の力 を発揮できるよう集中力を持って試合に望む 事が重要である。 また、新ルールとなり揉み合い、プッシン グ、ホールド等が増えている。対策として、 ボディーワーク、サイドステップ、接近戦で の攻防の修得は急務であり必要不可欠である と考える。
一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長 山 根 明
会 長 山 根 明
ASBCアジア選手権大会 派遣について⑦(報告)
標記のことにつきまして,下記のとおり,樋山 総監督 ,小山田 コーチより,試合結果,報告及び試合組み合せをご連絡いただきましたので,ご報告いたします。
記
1 派遣期間 : 平成25年6月28日(金)~7月10日(水)
試合期間 : 平成25年7月 1日(月)~7月 8日(月)
2 試合開催 : ヨルダン・アンマン
3 試合結果 (準決勝)
階 級 | 氏 名 | 試合結果 | 対戦相手 | ||||
LF級 | 柏 崎 刀 翔 | × | 27 | 0-3 | 30 | 〇 | ZHUSSUPOV Temertas(カザフスタン) |
27 | 30 | ||||||
27 | 30 | ||||||
B 級 | 藤 田 健 児 | × | 27 | 0-3 | 30 | 〇 | ALKASBEH Obada JOR(ヨルダン) |
28 | 29 | ||||||
27 | 30 | ||||||
柏崎選手,藤田選手は銅メダルを獲得いたしました。
4 試合報告
LF 級 柏崎刀翔 対 Z HUSSUPOV Temertas KAZ(カザフスタン)
1R、柏崎は左ジャブ、左右ストレートで積極 的に攻撃する。ZHUSSUPOVは柏崎の攻撃に 対し下がりながらも右ストレートカウンター をヒットする。柏崎は攻撃後にZHUSSUPOV のパンチを被弾する場面があり厳しいラウン ドとなる。 2R、柏崎はプレスをかけ左右ストレートで積 極的に攻撃する。揉み合いの中で手数を出し 攻撃したいが、中々パンチを放つ事が出来な い。柏崎は揉み合いからの離れ際に右スト レートをヒットするが、ZHUSSUPOVも下が りながらも右ストレートカウンター、左フッ クを多用し応戦する。一進一退のラウンドと なる。 3R、柏崎は積極的に攻撃するが、入り際に ZHUSSUPOVの右ストレートカウンターを、 下がりながらの右ストレートカウンター、左 フックを被弾する。揉み合いの中で、パンチ を放つ事が出来ずに優勢度をアピールするこ とが出来ずに、試合終了となった。3ジャッ ジ、全ラウンド9-10、27-30、0-3のポイント 負けであった。 柏崎はプレスをかけ積極的に攻撃するもはっ きりとしたパンチをヒットすることが出来ず にアピール不足であった。また、攻撃後にパ ンチを被弾する場面があり厳しい戦いであっ た。 しかし、今大会が初の国際大会であり銅メダ ルを獲得した事は称賛に値する。今大会の経 験を生かし、今後の更なる活躍を期待した い。
B 級 藤田健児 対 ALKASBEH Obada JOR(ヨルダン)
1R、藤田は開始早々左ボディアッパー、左ス トレートカウンターをヒットし優位にラウン ドを進める。ALKASBEHはプレスをかけて前 に出てくる。藤田はALKASBEHの執拗なプッ シングに苦しむが明確なヒットは与えない。 藤田のラウンドか。 2R、ALKASBEHがガードを固めプレスをかけ てくる。これに藤田は体力を消耗したのか手 が出なくなる。その後、揉み合いになる場面 が多くなり、ALKASBEHは執拗にプッシン グ、ヘッドの反則を繰り返すが、レフリーは 注意を与えない。これで藤田はリズムを崩 し、厳しいラウンドとなった。 3R、藤田は接近戦で手が出ない。ALKASBEH は執拗にプッシング、ヘッドの反則を繰り返 す。相変わらずレフリーは注意を与えない。 藤田も必死に反撃を試みるが、ロープを背負 う場面が多くなり、パンチをヒットすること が出来ずに、試合終了となった。 ポイントは、9-10,9-10,9-10の27-30、10-9,9-10,9-10の28-29、9-10,9-10,9-10の27-30、0-3のポイント負けであった。この敗戦 により藤田の銅メダルが確定した。 ALKASBEHは執拗にプッシングを繰り返すだ けで、明確なヒットがなかったが勝利した。 藤田のポテンシャルは高いが、ALKASBEHの 執拗なプッシング、ヘッドに対し、集中力を 欠き力を充分に発揮できなかったことは否め ない。 どのような相手、場面にあっても最大限の力 を発揮できるよう集中力を持って試合に望む 事が重要である。 また、新ルールとなり揉み合い、プッシン グ、ホールド等が増えている。対策として、 ボディーワーク、サイドステップ、接近戦で の攻防の修得は急務であり必要不可欠である と考える。
報告者 総監督 樋山 茂
コーチ 小山田 裕二
コーチ 小山田 裕二
以 上
文責 梅下 新介
文責 梅下 新介