第4回台北市カップ国際トーナメント派遣について②(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
終身会長   山 根  明

第4回台北市カップ国際トーナメント派遣について②(報告)

 標記のことにつきまして,下記のとおり,山本 浩二 監督及び川島 弘行 コーチより,試合組合せと本日の試合結果を連絡いただきましたので,ご報告いたします。


1 派遣期間 : 平成26年8月6日(水)~8月12日(火)
   
2 場   所 : 台湾・台北市

3 試合結果(8日)   
階級氏  名試合結果対戦相手(国)
F 級中 野 幹 士2-1JAN CHUN HSIEN(台湾)
L 級秋 山 佑 汰3-0NG KA KEI(マカオ)
LW級浅 井 大 貴2R TKOESWARAN MURALI(マレーシア)
女子L 級林  美涼3-0BLANCA ELMIR(オーストラリア)

4 試合組合せ
階 級氏  名対戦相手試合日
LF級桑 原    拓台湾 or インドネシア9日
F 級中 野 幹 士JULIO BRIA(インドネシア)9日
L 級秋 山 佑 汰SAYLOM ARDEE(タイ)9日
LW級浅 井 大 貴 WU YOU WEI(台湾)9日
   

5 試合報告(8日)
【林美涼 対 BLANCA ELMIR(AUS)】オーソドックス
WP負け 3-0 (台湾36:40、台湾36:40、韓国37:38)

1R 小柄で体格の良い相手はガードをかためて林の攻撃に右クロスを合わせてくる。林もリードを使い距離を保ちながら攻撃するがハッキリとしたパンチがなかった。逆に相手の選手は、攻撃テンポも良く、ヒットは少ないが、しっかりとしたパンチを当てていた。
(9:10、9:10、9:10)

2R 林が距離をとりながら、上下の打ち分けをしてヒットさせる。しかし、中盤以降から相手のプレッシャーが強くなり、右の相打ちで林が一瞬ぐらつきダウンを奪われた。その勢い攻められてきたが、林も負けじと打ち返しラウンドを切り抜けた。
(9:10、9:10、8:10)

3R 林もこのラウンドが勝負だと感じ、ダウンを取り返すつもりでフットワークを使い攻撃をするが、相手のほうが勢いがあり、徐々に相手の距離になってしまう。中盤にもらったパンチで鼻血が出てしまい、2回タイムをかけられる。
(9:10、9:10、10:9)

4R 相手にも疲れが見え、ガードを下げる場面が多くなってきたが、林の攻撃をうまく外しながら攻撃をしてきた。林は最後まで諦めず攻撃をした。
(9:10、9:10、10:9)

試合内容にはほとんど差がないと感じたが、林が後手になっていたので相手のペースになってしまった。経験を積んでいけば、今後活躍が期待できると感じた。

『林選手のコメント』
相手のプレッシャーが強く、ボクシングをさせてもらえなかったのが悔しいです。山根会長にチャンスを頂き、なんとしても優勝して恩返しをしたかったが残念でした。この経験を次につなげていきたいです。

【中野幹士 対 JAN CHUN HSIEN(ABT)】オーソドックス
WP勝ち 2-1 【香港28:29、インドネシア30:27、オーストラリア29:28】

1R 開始から中野が早いジャブを打ちペースをつかんだ。相手は距離をつかむことが出来ず、空振りを繰り返した。テンポが上がりジャブからのボディ攻撃がヒットする。全く問題無い展開で優位に試合を運んだ。
(9:10、10:9、10:9)

2R 相手の攻撃リズムが変化し、強引に打ち込むようになった。それでも中野はうまくフットワークを使いさばいていたが、中盤以降ヒットはされていないがロープにつまる場面があった。お互い明確なパンチがなかった。
(9:10、10:9、9:10)

3R 2R同様、クリーンヒットのない展開が続いていたが、セコンドから「もっと行け」との声に反応して早いワンツーをヒットさせた。このヒットから主導権を握り、安定して試合を展開させた。
(10:9、10:9、10:9)

『中野選手のコメント』
落ち着いて試合をすることができ、相手の動きもよく見えた。攻撃のリズムをあげていきたい。
※銅メダル以上確定
次戦 9日 JULIO BRIA(INA)

【秋山佑汰 対 NG KA KEI(MAC)】オーソドックス
WP勝ち 3-0 (インドネシア30:24、韓国30:24、オーストラリア30:24)

1R ゴングと同時に秋山がリードからストレートを中心としてクリーンヒットを連発させる。主導権を完璧に握った。秋山が出すパンチ全てヒットさせた。特にボディは中、外へ打ち分け、相手はかなり嫌がっていた。相手も打ち返してきたが秋山の動きが良すぎで全く当たらなかった。(10:8、10:8、10:8)

2R 秋山は落ち着いて試合を展開し、1R同様相手にボクシングをさせないで試合を運んだ。ただ、倒すことを意識してか、若干力みが出て接近戦での打ち合いが多くなった。それでも格の違いを見せつけ、多彩なコンビネーションで安定した戦いをした。
(10:8、10:8、10:8)

3R セコンドよりリーグ戦の時に切った目の心配もあるので、頭の位置に気をつけろとアドバイスをうけ、3Rは倒すことより明日に繋げるように中間距離で戦った。それが功を奏してか秋山のパンチがキレを増し、持ち味を発揮した。完璧な試合展開であった。
(10:8、10:8、10:8)

『秋山選手のコメント』
久しぶりの国際試合で緊張をしたが、思った以上に身体が動けた。勝ちを意識して力みがでて後半しんどかったが、自分のペースで戦えたので全体的にはよかった。
※銅メダル以上確定
次戦 9日 SAYLOM ARDEE(THA)

【浅井大貴 対 ESWARAN MURALI(MAS)】オーソドックス
2RTKO勝ち

1R 体格で二回りくらい上回る相手に対してスピードを活かしてペースを握る。中間距離からの出入りが冴え、上下の打ち分けをヒットさせた。余裕も出てきたせいか、相手のパンチを全て見切り、接近戦に持ちこみ鋭いパンチを打ち込んだ。ガードが下がり気味でセコンドも心配したが、終始自分の間合で相手に何もさせなかった。

2R 完璧に浅井ペースになり、上下左右、前後にストレート、フック、アッパーと様々なパンチを繰り出した。ボディから上へのコンビネーションがまともに入り、相手は下を見て戦意喪失状態になり、ダウンをとった。相手はファイティングポーズをとれないくらいの状態であったが、レフリーがなぜかボックスをかけた。浅井は容赦無く打ち込みに入ったところでストップがかかり、TKOになった。

『浅井選手のコメント』
緊張感もあったが、楽しんでボクシングをすることができた。動きもいいので、明日も頑張ります。
※銅メダル以上確定
次戦 9日 WU YOU WEI(TPE)

浅井は応援しているチームメイトに喜びを表現し、チーム全体が盛り上がった。キャプテンとしての存在感の大きさを感じた。
これで全員がメダルを獲得した。
準決勝からはアジア大会に参加する選手など強敵とあたるが団結と絆を持って全員で戦っていきます。

6 備 考
  林選手は銅メダルを獲得いたしました。


以  上

文責 梅下新介

 

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