第4回台北市カップ国際トーナメント派遣について③(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
終身会長   山 根  明

第4回台北市カップ国際トーナメント派遣について③(報告)

 標記のことにつきまして,下記のとおり,山本 浩二 監督及び川島 弘行 コーチより,試合組合せと本日の試合結果を連絡いただきましたので,ご報告いたします。


1 派遣期間 : 平成26年8月6日(水)~8月12日(火)
   
2 場   所 : 台湾・台北市

3 試合結果(9日)   
階級氏  名試合結果対戦相手(国)
LF級桑 原    拓1-2KORNELIS KWANGU LANGU(インドネシア)
F 級中 野 幹 士2-1JULIO BRIA(インドネシア)
L 級秋 山 佑 汰3-0SAYLOM ARDEE(タイ)
LW級浅 井 大 貴3-0 WU YOU WEI(台湾)

4 試合組合せ
階 級氏  名対戦相手試合日
F 級中 野 幹 士SYED NUHAMMAD ASIF(パキスタン)10日


5 試合報告
【桑原 拓 対 KORNELIS KWANGU LANGU(インドネシア)】オーソドックス
WP負け 2-1 (シンガポール26:30、オーストラリア28:29、カザフ29:28)

1R 素早いジャブをついて相手の動きを止めながらカウンターをヒットさせる。打ち合いに持ち込みたい相手はプレッシャーを強めて、ロープに追い込んだ。桑原は華麗に相手の攻撃をさばいていたが、打ち終わりにバックステップしたところにストレートを強打される。スピードの桑原、パワーの相手がお互い一歩もひかない展開になった。
(9:10、9:10、10:9)

2R 相手もこのラウンドが勝負どころと感じたのか、テンポの速い攻撃にかわった。桑原もスピードを活かしてヒットを連発させたが、打ち終わりの上体が浮いたところに相手の右ストレートからの返しをまともにもらいカウントをとられた。その後相手の勢いが増して攻め込んできた。しかし、終盤にボディを狙いヒットさせると相手の動きが止まりいい形でラウンドを終えた。
(8:10、9:10、9:10)

3R 2Rの最後にボディがきいているのが目に見えてわかったので、重心を低くして、ボディ狙いで勝負をかけた。相手に疲れが見え始め、大振りが目立ったところを冷静にかわし、ボディを次々とヒットさせる。ボディ中心で重心がさがっているせいか、桑原のパンチは安定していた。相手も反撃してくるが、力強さは感じられなく、確実に桑原優勢のラウンドになった。
(9:10、10:9、10:9)
惜しくも負けてしまいましたが、判定後、会場全体から桑原に向けて拍手がおこりました。

『桑原選手のコメント』
初の舞台で緊張をしたが、力を出し切れた。2Rのカウントが悔しい。会長にチャンスを頂いたので、この経験を活かして次は勝てるように頑張ります。
※銅メダル確定

【中野幹士 対 JULIO BRIA(インドネシア)】オーソドックス
WP勝ち 2-1 (オーストラリア28-29、韓国29:28、シンガポール29:28)

1R 中野がリードをついて相手をロープまで追い込んでいく。しかし、追い込まれたあと相手は素早い右ストレートを打ち中野の顔にヒットをさせるせる。相手のトリッキーなリズムに思うように攻撃できなかった。ただ、中野のプレッシャーはよく、コーナーやロープへの追い込めていた。
(9:10、9:10、9:10)

2R セコンドより追い込んだあと逃がさないでまとめていけと指示をされ、それを実行した。1Rとは違い、攻撃を繋げていき、ヒットを増やしていく。また、ジャブと足の動きで相手をコーナーへ追い込み上下の打ち分けをしてまとめた。強打こそなかったが、コンビネーションが良かった。
(10:9、10:9、10:9)

3R 相手も3Rに勝負をかけてきて、積極的に攻撃を仕掛けてくる。中野もそれに応じて打ち合いに挑んだ。中盤以降は接近戦が多くなった。その時、多少ローブロー気味であったが中野がボディでカウントを奪った。お互いの勝利への執念が途切れることもなく最後まで互角に打ち合いをした。
(9:10、10:9、10:9)

『中野選手のコメント』
厳しい試合だったが、次につながることができてよかった。明日は金メダルを目指して頑張ります。
※決勝進出

【秋山佑汰 対 SAYLOM ARDEE(タイ)】オーソドックス
WP負け 3-0 (モンゴル27:30、台湾27:30、インドネシア26:30)

1R 開始から秋山がラッシュをかけ、相手の出鼻をくじいた。スピードある秋山のパンチがヒットさせる。ただ、相手はアジア大会にも参加する選手であり、中盤以降から安定した動きを見せたが秋山は上下の打ち分けをしながら相手を惑わし、多彩な攻撃をしかけた。全くの互角のラウンドだった。
(9:10、9:10、9:10)

2R 秋山がサイドの動きを入れながら強引にパンチを繰り出した。相手も反撃にでて、特に秋山の打ち終わりにヒットさせた。少しずつだが、秋山に疲れが見え始め、身体が流れてしまう場面も見えたが、踏ん張って攻撃を続けた。

3R 最後まで諦めずに力を出し尽くせとセコンドからゲキをとばされ、最後の力を振り絞り、攻撃をしかけたが、終盤に数発クリーンヒットをもらってしまった。技術面ではそんに差がないように感じたが、身体が違った。3R戦える身体をつくれば期待が持てると感じた。

『秋山選手のコメント』
アジア大会に出る選手だったので自分がどこまでできるか不安だったけど、手応えを感じた。課題も見えたので克服して次は勝ちたい。
山根会長にこのような機会を頂いて、感謝しています。
※銅メダル確定

【浅井大貴 対 WU YOU WEI(台湾)】サウスポー
WP負け 3-0 (26:30、29:27、29:27)減点1

1R ゴングと同時にプレッシャーをかけて相手に襲いかかる。相手も浅井とまともにやったら勝てないと思ったのか、フットワークを使い、的を絞らせなかった。浅井の打ち終わりに軽く出したパンチがヒットしてしまった。優勢に試合をしているのは浅井だが、ところどころに不用意やパンチをもらってしまっていたところが印象に良くなかった。
(9:10、9:10、10:9)

2R 思うように試合ができない浅井は、動きを変え、ガードをかためてプレッシャーをかけていく。相手が攻撃のあとに後ろに動く癖があるので、ブロックのあと攻撃のを仕掛けた。終盤にはパンチで相手がロープにの外に落ちそうになったが、カウントをとってもらえなかった。1R同様、優位には試合をすすめているが、不必要なパンチをうけていた。
(9:10、9:10、9:10)

3R 相手のスタミナが切れてきたのと、ボディがきいていて、心が折れかけているのを感じ、力をいっぱいパンチを打ち込んだ。
特にボディは外と中にいい角度、タイミングで打ち込み、相手は相当苦しい顔をしていた。中盤にレフリーがストップをかけた後に、浅井がパンチを当ててしまい減点をとられてしまう。最後まで気持ちを前に出して戦った。
(10:9、9:10、10:9)
※浅井をかばうわけではないが、セコンドにもストップがわからないほどであった。

『浅井選手のコメント』
力を出し尽くしたが、悔しい。キャプテンとしてチームを盛り上げるためにも勝ちたかった。明日は中野が優勝できるように精一杯応援したい。
山根会長が私に選手として国際試合を経験するチャンスをいただけたことは、指導者としても大きな財産になります。本当にありがとうございました。
※銅メダル確定

残念ながら3名の選手が敗退してしまったが、3名とも今後に可能性を持てる試合をしました。決勝戦では、JAPANメンバー全員で優勝をとりたいと思います。


6 備 考
  桑原選手,秋山選手,浅井選手は銅メダルを獲得いたしました。


以  上

文責 梅下新介

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