第17回アジア競技大会 ボクシング競技について⑥(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
終身会長   山 根  明

第17回アジア競技大会 ボクシング競技について⑥(報告)

標記のことにつきまして,下記のとおり,試合結果及び報告を樋山 茂 監督及び常盤 育夫 支援コーチよりご連絡いただきましたので,ご報告させていただきます。


1試合期間 : ボクシング 9月24日(水)~10月3日(金)

2会   場 : 韓国・仁川(Seonhak Gymnasium)

3試合結果
階 級氏 名試合結果対戦相手(国名)
F 級林 田 翔 太2-0JUMAYEV Zarip(トルクメニスタン)
L 級清 水   聡2-1WANG Lei(中国)
W 級鈴 木 康 弘3R TKOMADRIMOV Israil(ウズベキスタン)
  F級林田選手,L級清水選手,ベスト4進出
 W級鈴木選手,ベスト8!


4試合組合せ
階 級氏   名対戦相手(国)試合日
F 級林 田 翔 太SULEIMENOV Ilyas(カザフスタン)10月2日(準決勝)
L 級清 水   聡DORJNYAMBUU Otgondalai(モンゴル)10月2日(準決勝)
LW級川 内 将 嗣BAATARSUKH Chinzorig(モンゴル)9月30日

5試合内容
『F級 林田 対 トルクメニスタン』
 F級林田選手対トルクメニスタン選手の戦いは、サウスポー同士になり、1Rから両者リードストレートを使って、主導権の取り合いとなる。最初に仕掛けて来たのがトルクメニスタンで、左ロングフックのかぶせや、右フックの返しを強振してくるが、林田うまくリードで距離を取りスウェーで外す。このラウンド、林田のリードからの左顔面ストレート、左ロングボディアッパーが当たり、二人が林田のポイントで、一人がトルコメニスタンのポイント。
 2Rも同じ展開で進み、林田のリードストレートからの左顔面ストレート、左ボディアッパーが当たる。後半、トルコメニスタン強引に頭を下げて打ち込んで来る。それを林田左右に外すと、突っ込んで来るトルコメニスタンの顔と林田のでこが当たり、相手が痛そうにジェスチャーし、ここでレフリー、林田に減点。接近戦での撃ち合いの中、ゴング。このラウンドは、減点抜きで林田のフルマーク。
 3R負けていると分かって、トルコメニスタン強引に前へ出て打って来るが、林田上手く右フックで回す。その様な展開の中、林田、気力と手数で積極的に打ち込む。このラウンドも3対0で林田のポイント。トータルで減点の結果、二者が29対27で林田、1者が28対28で、2対0で林田のWP勝ち。準決勝進出決定。

『B級 清水 対 中国』
 B級サウスポー清水選手対強豪国中国選手の試合は、1R開始と共に前へ出て来る中国に対して、清水冷静に右リードストレートを打って対応し、すかさず左ストレートからのコンビネーションを打つ。それでも中国は大きく振り回す右フックを打って清水を捕まえようとするが、清水、外して連打する。このラウンド、フルマークかと思われたが2者が10対9で清水。1人が9対10で逆の中国。
 2Rも同じ展開で始まり、清水のリードストレートからのコンビネーションや、左ボディアッパー、中国も反撃して右を打ち込んで来る一進一退の展開。中盤より時折、清水が相手の右をもらうシーンがみられるが、清水その後必ず連打して打ち返して自分のペースを作る。このラウンド2人が10対9で、1人が9対10で、一人清水のリードで、二人が同点になる。
 3R、清水持ち前の連打で追い込むが、中国も右の一発を狙って前へ出て来て打ち合いになる。打ち合いの中、後半清水の上下打ち及び気力が勝り、相手のホールドが目立つ。このラウンド、2人が10対9で清水のポイントで、1人が9対10で中国のポイント。
 トータル30対27、29対28、28対29 の2対1のポイント勝ちでした。
 清水選手が、準決勝進出及び銅メダル以上を確定。


『W級 鈴木 対 ウズベキスタン』
 W級サウスポー鈴木選手対ウズベキスタン選手の対戦は、1R鈴木、長身を活かし右リードストレートを使って、自分の距離で戦う。ウズベキスタン、ガードを固めて前へ出てプレスをかけて、ノーモーションの右ストレートを打ち込んで来る。鈴木も左からのコンビネーションや、右ロングフックを打ち込むが、なかなかヒットせず苦しい展開で試合が進む。このラウンド3者10対9でウズベキスタン。

 2R、開始と共に前へ出て来るウズベキスタンに対して、鈴木のリードストレートがヒットすると、ウズベキスタンノーモーションの右ストレートからの連打や、右ロングフックを打ち込んで来る。鈴木、距離を取り上手くかわすと、何回頭から踏み込んで来るので、レフリーもウズベキスタンに減点を入れる。挽回すべく前へ出て来るウズベキスタンの、いきなりのノーモーションの右ストレートが鈴木の顔面を捉え、たまらずダウン。ボックス後、打ち合いの中、ゴング。 このラウンド減点を含まず、二者が10対8でウズベキスタン、一者が10対9でウズベキスタンのポイント。
 3R開始と共に勝負をかけてくるウズベキスタンであるが、鈴木のリードストレートが邪魔でなかなかヒット出来ず。そこでウズベキスタンの選手のノーモーションからの右ストレートがヒット、続いて右ロングフックが鈴木の顔面を捉え、たまらず崩れる様にダウンする。セコンドすかさずタオルを準備して立ち上がるが、レフリー、カウント8後すぐにTKOを宣告する。
 韓国、キリギスタンを破ってメダルをかけて戦った鈴木、残念な結果に終わってしまったが、日本最初の試合で強敵韓国を破り、日本を波に乗せてくれた功績は、メダルに匹敵するに等しい。
鈴木選手の、これからの活躍に期待したい。

6備  考  日本選手団
        アジア大会公式HP

以  上

文責 梅下新介

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