2015 タンペレ国際トーナメントについて③(報告)

各  位

一般社団法人日本ボクシング連盟
会 長   山 根  明

2015 タンペレ国際トーナメントについて③(報告)

 標記のことについて,下記のとおり,試合結果及び試合組み合わせ,戦評を鶴木監督及び小山田コーチより,ご連絡いただきましたので,ご報告いたします。


1 試合期間  平成27年11月19日~11月22日

2 試合国名  タンペレ(フィンランド)

3  試合結果
階級氏名試合結果対戦相手
F 級芝  力人1-2AYIGAH Dodji(ベルギー)
B 級金中 竜児1-2McGOLDRICK Sean(ウェールズ)

4 戦評(21日)
52kg 芝(近大) 準決勝 対BEL(ベルギー)
1R
芝は長身サウスポーの相手に対しプレスをかけ攻める。それに対し、相手はジャブを出しロープ際をサークルしながら逃げ回る。芝は時折相手をロープに詰め、左右ボディーアッパー、左右フックを放つが、逃げられ追撃出来ない。相手も必死に対抗する。お互いクリーンヒットが少ないままラウンド終了。
2R
芝は更にプレスを強め、相手のジャブの打ち終わりに左フックから右フック、左右ボディーストレートを放つ。相手はジャブからの左右ストレートを放ちながら、相変わらずロープ際をサークルする。芝は、相手の懐の深さからか、中々次への攻撃に転ずる事が出来ない。それでも機を見てロープに詰め、左右ボディーアッパーから左右フックを放ち、ポイントを奪う。
3R
芝がプレスをかけ、相手がジャブを出しながらサークルする展開は変わらない。芝は時折相手をロープに詰め左フックから右フックに繋げポイントを奪う。相手も、必死にサークルしながら芝の攻撃を回避し、離れ際に左右ストレートで対抗する。芝はラウンド終盤、疲れからか中々手を出し、攻撃を仕掛ける事が出来ない。しかし必死に相手をロープに詰めパンチをまとめ、常に攻撃を仕掛ける。一進一退の攻防が続く中、試合終了。
芝は2R、3Rと相手をロープに詰め攻勢かと思われたが、採点は0-3と相手が支持されWP負けであった。
芝は常にプレスをかけ、攻撃を仕掛けたが、懐深い相手に攻め抜く事が出来なかった。今大会の経験を無駄にする事なく、今後の成長の糧としてもらいたい。

56kg 金中(駒澤) 準決勝 対WAL(ウェールズ)
1R
金中は早いステップを使い攻撃を仕掛ける。しかし、相手のプレスを受け中々クリーンヒットを奪えない。相手は金中の打ち終わりを狙い、浅いパンチではあるが左ジャブ、左右フックをヒットする。やや相手優勢のラウンドか。
2R
金中は1R同様早いステップからの攻撃を仕掛け、左ジャブ、ワンツーがヒットし始める。相手は相変わらずプレスをかけ、金中の打ち終わりに左右フックを合わせてくる。一進一退の攻防が続く中、金中は早いステップの出入りから右ボディーストレートをヒットする。しかし、次への攻撃に繋げる事が出来ず、後手になる場面があり完全にラウンドを支配する事が出来ない。やや金中優勢のラウンドか。
3R
金中は1、2R同様、早いステップからの左ジャブ、ワンツーを放つ。相手は少し疲れが見えながらも、金中の打ち終わりに左右フックを合わせてくる。金中のワンツー、右ボディーストレートがヒットするが、相手もプレスを強め、金中に思うような動きをさせない。金中のスピードを生かした動きと相手のプレス、タイミングの良い左右フックが行き交う中、試合終了。やや金中優勢のラウンドか。
しかし、採点は相手を支持し1-2のスプリットによるWP負けであった。
金中はスピードを生かしたボクシングを展開したが、攻撃が単調になり、後手になる場面が目立った。金中のスピードを封じ込め、タイミングの良い左右フックをヒットした相手が上手であったか。金中は今大会を通じ、何が自分に不足しているかを再確認する事が出来たのではないか。この貴重な経験を無駄にする事なく、今後の成長に繋げてもらいたい。

以 上

文責 佐藤征治

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